ビタミン・ミネラル

ビタミンCの働きと必要量

ビタミンCは「レモンに多い」「風邪に効く」──これが一般的な認識だろう。だが実際のビタミンCの役割はこのイメージよりはるかに広範で、かつ筋トレ・ダイエット勢にも直結する重要な機能を持っている。しかも「ビタミンCが豊富な食材」のランキングは、...
調理科学

茹でると栄養素が失われる仕組み

「ブロッコリーは栄養豊富な野菜だ」──これは正しい。だが「茹でたブロッコリーを毎日食べていれば栄養は十分だ」というのは、データ的には正確ではない。茹でるという調理操作は、水溶性ビタミンを茹で汁に大量溶出させる。さらに熱によるビタミンの分解も...
栄養コスパ分析

栄養素の相乗効果(シナジー)総論

同じ食材を食べても、何と組み合わせるかで体に届く栄養量が数倍変わる──この事実は、食事設計における最も見落とされがちなポイントだ。栄養は「足し算」ではなく「掛け算」で考えるべきだ。栄養素同士が互いに吸収・代謝を助け合う現象を「ニュートリエン...
タンパク質

タンパク質必要量の科学的根拠

「タンパク質は体重×2g摂れ」「いや1gで十分だ」「1.5gがベスト」──筋トレ界隈では諸説が飛び交っているが、根拠のある数値はどれか。栄養データおじさんとして、研究データをベースに結論を出す。結論を先に言うと、目的・活動量・年齢によって最...
調理科学

電子レンジ調理と栄養素残存率

「電子レンジは栄養素を壊す」「マイクロ波で食品が変質する」──こういった言説を一度は耳にしたことがあるはずだ。だが栄養データおじさんとして言わせてもらう。このイメージはデータと真逆だ。複数の食品科学研究が示すのは、電子レンジ調理は多くのビタ...
ビタミン・ミネラル

鉄分・ヘム鉄/非ヘム鉄の吸収メカニズム

鉄分不足は日本人女性の約20〜25%、男性でも約5〜10%に見られるとされる(厚生労働省「国民健康・栄養調査」)。筋トレ勢には特に重要で、鉄分不足は酸素運搬能力を低下させ、トレーニングパフォーマンスを直撃する。ところが鉄分は「食べた量=吸収...
タンパク質

タンパク質の種類と体内での役割

「タンパク質を摂りましょう」という言葉は健康情報のあらゆる場所に登場する。だが「なぜタンパク質が必要なのか」「動物性と植物性で何が違うのか」をデータで説明できる人は少ない。感覚で食材を選ぶのではなく、タンパク質の機能と性質を理解した上で最適...
栄養コスパ分析

食品成分データベースの読み方

「この食材は栄養がある」「あの食品はビタミンが豊富」──そういった情報を見るたびに私は思う。その数値、どこから来ていますか?栄養に関する情報はインターネット上に無数に存在するが、出典が明記されていないものが大半だ。感覚的・定性的な表現が多く...
タンパク質

栄養コスパ完全ガイド:データで選ぶ最強食材と最適献立の設計方法

「サラダチキンは体にいい」「ブロッコリーは最強の野菜」──SNSや健康番組でこういった言葉を耳にするたびに、私は一つの問いを立てる。「それ、数値で言えますか?」感覚や流行に流された栄養選択は、コストと効果の両面で非効率だ。栄養データおじさん...